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日中外相、日本人の早期帰国へ調整で一致

2020年1月27日 1:23
日中外相、日本人の早期帰国へ調整で一致

新型コロナウイルスの感染者数が増え続ける中、安倍首相は、封鎖された武漢の日本人について、希望者は全員帰国させる方針を明らかにした。

安倍首相「チャーター機などあらゆる手段を追求して希望者全員を帰国させることにいたしました。現在、中国政府と様々なレベルで調整を進めていますが、今後、一層加速して、速やかに帰国を実現させたい」

安倍首相は、帰国の手段について「チャーター機などの手当てにめどがついた」と明らかにした。

一方、茂木外相は中国の王毅外相と電話で会談し、希望する日本人の早期帰国に向け、調整を進めることで一致した。

また、26日時点で、武漢市のある湖北省に滞在する日本人のうち、およそ430人と連絡がとれて、そのほとんどは武漢市にいることを明らかにした。

武漢市で重い肺炎で入院している60代の日本人男性が新型コロナウイルスに感染しているかについては、「確認できていない」と述べるにとどまった。