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東京五輪・パラ 予算総額約2777億円に

2020年1月24日 18:16

政府は、東京オリンピック・パラリンピックに関係する国の予算について、招致が決まった2013年度以降の総額が、約2777億円にのぼると公表した。

政府が東京オリンピック・パラリンピックの招致が決まった2013年度から、2020年度までの8年間の各省庁の大会関係予算を取りまとめたところ、総額で約2777億円にのぼるという。

内訳は、競技力の強化関連が約1156億円、新国立競技場の整備が約517億円、警察庁や防衛省による警備などのセキュリティー関連が約502億円、パラリンピックの開催準備が300億円、などとなっている。

一方、会計検査院が昨年12月、「政府はこれまでの6年間で大会に関連した様々な事業で、すでに1兆600億円を支出した」と指摘していたことについて、政府は1兆600億円のうち、明らかに大会に関連する事業は2669億円で、残りは本来の行政目的のために実施した事業だと結論づけた。