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ゴーン被告「日本人が休暇取る年末狙った」

2020年1月18日 12:07

中東・レバノンに逃走した日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告が、スペインメディアのインタビューで、日本人が休暇を取る年末を狙って逃走したことを明らかにした。

これは17日付のスペイン有力紙「パイス」に掲載されたもの。ゴーン被告は、逃走時期としてなぜ年末を選んだかを問われると、「人々がのんびりと休暇やスキーに出かける時期だからだ。逮捕されたときは不意打ちを食らわされたが、今回は私が不意をついた」などと自画自賛した。

ゴーン被告について、東京地検などは不法出国の疑いで捜査しているが、ゴーン被告は「何万人もの人が日本の司法制度に苦しめられているということを知ってもらうために、私は役に立ち、人助けになると思う」などと自身の不法出国を正当化した。