去年、日本を訪れた外国人旅行者が、７年連続で過去最多を更新した。ただ、日韓関係が悪化した影響で伸び幅は縮小した。

去年１年間に日本を訪れた外国人旅行者数は３１８８万人で、２０１８年より約６９万人増え、７年連続で過去最多となった。

去年秋におこなわれたラグビーワールドカップで出場国からの旅行者が約３０％増加したほか、中国や欧米からの旅行者数が好調に推移しているという。ただ、日韓関係の悪化で韓国からの旅行者が減少したため、２０１８年と比べた伸び率は２．２％にとどまっている。

政府は今年の訪日外国人旅行者の目標を４０００万人としていて、東京オリンピック・パラリンピックなどを契機に押し上げにつなげたい考え。