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レバノン法相「逮捕状は受け取っていない」

2020年1月8日 1:38

日産前会長のカルロス・ゴーン被告の妻について、東京地検特捜部が偽証容疑で逮捕状を取った。レバノンから最新情報を伝える。

国営メディアによると、レバノン法相はキャロル容疑者について、いかなる逮捕状も受け取っていないと話しているという。

フランスメディアは、妻のキャロル容疑者の両親が住んでいるというマンションに、ゴーン被告が一時滞在していたと報じている。マンション関係者は「姿を見ていない」と話しているが、ゴーン被告はベイルート市内の住居やこのマンションにも姿を見せる可能性がある。

-Q.ゴーン被告は全く姿を見せていないのだろうか?

実は、現地メディアなどが7日にもレバノン検察当局によるゴーン被告への聴取が行われる見通しを伝えていたため、多くのメディアがゴーン被告の自宅周辺で様子をうかがっていたのだが、今のところ大きな動きは確認されていない。ゴーン被告のレバノン入国から1週間以上。その行方は依然としてわかっていない。

-Q.8日の会見はどういった形で行われるのだろうか?

フランスメディアなどによると、ゴーン被告の会見には欧米をはじめ世界100数十社のメディアが招待されていて、ゴーン被告は各国のメディアを前に、英語で自らの声明を読み上げる予定であることがわかった。ただ、NNNは取材の申請を出したが、認められていない。ゴーン被告は会見でも各国のメディアを前に自らの正当性を訴えるものとみられる。

8日の会見はゴーン被告の一挙手一投足が注目されることになりそうだ。