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NYダウ反発 ハイテク関連株が相場けん引

2020年1月7日 8:49

6日のニューヨーク株式市場は中東情勢が緊迫する一方で、好材料があったハイテク関連株が相場をけん引し、ダウ平均株価は反発して取引を終えている。

6日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、先週末比68ドル50セント高の2万8703ドル38セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も50.70ポイント上げて9071.47で取引を終えている。

アメリカとイランの対立から中東地域の緊張が高まっていることでこの日の朝方は売りが優勢となり、下げ幅は一時200ドルを超えた。ただ、アナリストが目標株価を引き上げた「アップル」が買われるなどハイテク関連株が相場をけん引し、ダウ平均は最終的にはプラスに転じて取引を終えている。

市場関係者は「中東情勢への懸念は高まっているものの、年の初めということもあり、投資意欲は高い状態だ」と話している。