六代目山口組と神戸山口組 特定抗争指定に
兵庫や愛知などの公安委員会は、対立が激化している六代目山口組と神戸山口組を「特定抗争指定暴力団」に指定した。
「特定抗争指定暴力団」に指定されたのは、対立が激化している六代目山口組と神戸山口組。2つの組織を巡っては、去年、神戸山口組の幹部が銃撃を受けて死亡し、六代目山口組系の元組員が逮捕されるなど、2015年の分裂以降、抗争事件が相次いでいる。
これを受け、兵庫、愛知、大阪、京都、岐阜、三重の6府県の公安委員会は、2つの組織を規制がより厳しい「特定抗争指定暴力団」に指定した。
公安委員会が定めた警戒区域では、組員がおおむね5人以上集まるだけで、警察が逮捕することができるなど、活動が厳しく制限されることになる。