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令和初の新年一般参賀 被災地気遣うお言葉

2020年1月2日 12:32
令和初の新年一般参賀 被災地気遣うお言葉

皇居では2日、令和最初の新年一般参賀が行われている。

皇居には早朝から大勢の人が集まり、開門が予定より20分早まった。

10時過ぎに宮殿のベランダに姿を見せた天皇陛下は、被災地を気遣うお言葉を述べられた。

天皇陛下「新しい年を迎え、皆さんとともに祝うことをうれしく思います。その一方で、昨年の台風や大雨などにより、いまだご苦労の多い生活をされている多くの方々の身を案じています。本年が災害のない、安らかでよい年となるよう願っております。年の初めにあたり、我が国と世界の人々の幸せを祈ります」

陛下にとって即位後初の新年一般参賀となり、1回目には約2万9000人が集まった。

また、皇族方とともに上皇ご夫妻も出席し、笑顔で手を振ってこたえられた。代替わり後、公の場で両陛下と上皇ご夫妻が並んで立たれるのは初めて。