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ゴーン被告「日本の政治的迫害から逃れた」

2019年12月31日 16:14

日本を出国したと報じられた日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン被告が声明を出し、「日本の不公正と政治的迫害から逃れた」と主張した。現在、中東のレバノンにいるという。

レバノンのメディアなどはゴーン被告がプライベートジェットでトルコを経由してレバノンの首都ベイルートに入ったと伝えている。

ゴーン被告はアメリカの代理人を通じて声明を発表し、現在レバノンにいることを認めた。

また、「もはや私は有罪を前提とし、差別がまん延し、基本的人権が否定される日本の不正な司法制度の人質ではない」とした上で、「日本の不公正と政治的迫害から逃れた」と主張している。

さらに、「私は今、自由にメディアと連絡がとれるようになった」として、来週からメディアに接触する考えを明らかにしている。