北朝鮮メディアは朝鮮労働党の中央委員会総会の３日目が３０日に開かれたと伝えた。金正恩委員長は「長きにわたる闘いを決心した」としているが、具体的な内容は明らかになっていない。

３１日付の労働新聞は３日目の中央委員会総会で、金委員長が７時間にわたって「経済発展や武力建設などについて総合的な報告を行った」と伝えた。金委員長は「積極的で攻勢的な政治外交・軍事的な対応措置を準備すること」などを指示したという。

また、「苦難で長きにわたる闘いを決心した」としているが、その具体的な内容については伝えておらず、総会は継続するとしている。

総会は３１日で４日目となる異例の長さになっていて、アメリカとの非核化交渉をめぐり、北朝鮮が一方的に定めた年末の期限ギリギリまで、新たな方針を検討しているものとみられる。