EURO開催地・ロシアが観光呼びかけ
サッカー・ヨーロッパ選手権が来年、開かれるのを前に、開催地の一つであるロシアの担当者らが17日、東京都内で日本からの観光を呼びかけるイベントを開いた。
イベントではロシアの観光担当者らが電子ビザの導入など、入国する際の利便性向上を図ることや、ヨーロッパ選手権に合わせたロシア観光をPRしていた。
ロシアを巡っては、WADA(=世界反ドーピング機構)が先週、ロシアが主要な国際大会へ選手を送ることや大会を開催することなどを4年間禁止する処分を決定している。
これについてヨーロッパ選手権の関係者はNNNに対し、ロシアによる開催が禁止されている大会ではないと強調した。
サンクトペテルブルクの大会関係者「(WADAの決定は)ロシアでの欧州選手権開催には影響ない。ロシアを訪問するすべての人を歓迎し、感動させるまたとない機会になるだろう」
一方、平昌オリンピックのフィギュアスケート金メダリストのザギトワ選手が今月末の「ロシア選手権に出場しない」と表明していることについて、イベントに出席していた元ロシア代表のスルツカヤさんは、次のようにコメントした。
フィギュアスケート元ロシア代表・スルツカヤさん「彼女は大人だし自分で決めたこと。彼女の選択を尊重し応援するしかない」
スルツカヤさんはザギトワ選手の判断に理解を示し、応援する考えを示した。