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北朝鮮側「言動慎んだ方が年末穏やかに」

2019年12月15日 2:42

アメリカとの非核化交渉の期限を年末とする北朝鮮が、ミサイルの発射施設で13日に「重大な実験」を再び行ったと発表した。

北朝鮮の国防科学院は14日、東倉里のミサイル発射施設で、13日に「重大な実験」を再び行ったと発表した。

さらに、朝鮮人民軍の朴正天総参謀長も談話を発表し、実験の成果について、「アメリカの核の脅威を制圧するための、さらなる戦略兵器の開発に用いられる」と主張した。

北朝鮮は7日にも東倉里で実験を行っていて、いずれもICBM(=大陸間弾道ミサイル)に関するエンジンの燃焼実験だった可能性がある。

朴総参謀長は「最高指導者のいかなる決心も行動で貫徹できる」と強調した上で、「我々を刺激する言動を慎んだ方が、年末を穏やかに過ごせる」と、アメリカをけん制した。