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COP25 会期延長、各国間の協議続く

2019年12月14日 17:25

スペインで開かれている、地球温暖化対策について話し合う国連の会議(=COP25)は、温室効果ガス削減量の国際取引のルールなどをめぐり、予定の会期を延長して各国間の協議が続いている。

今回の会議では、パリ協定が来年から実施されるのを前に、詳細な運用ルールについて、協議が行われてきた。

温室効果ガスの削減量をめぐる国際取引については、先進国の技術供与により減った発展途上国の温室効果ガスの削減量をどのように配分するかで各国の意見の隔たりが大きく、交渉が難航しているとみられる。

また今回、機運が高まっている削減目標のさらなる引き上げについても各国間の温度差が大きく、合意文書にどういった表現で盛り込まれるかが焦点。

13日までの予定だった会期は一日延長され、非公式の協議が現在も続いており、閉幕までに最終合意できるかが注目される。