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北朝鮮“再び重大な実験”と発表

2019年12月14日 17:11

アメリカとの非核化交渉の期限を年末とする北朝鮮が、東倉里のミサイル発射施設で、13日夜に再び「重大な実験」を行ったと発表した。

北朝鮮の国防科学院の報道官はさきほど、国営メディアを通じ、北西部・東倉里のミサイル発射施設で、「昨夜、重大な実験が再び行われた」と発表した。

北朝鮮は7日にも東倉里で「非常に重大な実験」を行ったと発表していた。

14日の発表では、「最近の相次ぐ成果は戦略的な核戦争抑止力のさらなる強化に適用される」としていて、いずれも、ICBM(=大陸間弾道ミサイル)にも用いられるエンジンの燃焼実験だった可能性がある。

北朝鮮はアメリカとの非核化交渉の期限とする年末が近づく中、軍事的な挑発を強める動きを見せることでトランプ政権に譲歩を迫っているとみられる。