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違法薬物密輸「年末特別警戒」で取り締まり

2019年12月10日 14:46
違法薬物密輸「年末特別警戒」で取り締まり

旅行客などが増加する年末に向け、違法薬物などの密輸を集中的に取り締まる東京税関の「年末特別警戒」が10日から始まった。

12月は輸入貨物や旅行客が増加することから、爆発物や違法薬物などの密輸入が増えることが懸念されている。このため、東京税関は10日から10日間、爆発物探知犬や大型エックス線検査機による貨物の検査など、集中的な取り締まりを行うことにしている。

今年上半期における違法薬物の押収量は約1.5トンで、去年の上半期の約2.7倍に急増していて、東京税関は、現場の職員数を増やすなどして水際の取り締まりを強化したいとしている。