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五輪開会式“開催国”最後にまとめて入場へ

2019年12月5日 0:27

来年の東京オリンピックの開会式で選手団が入場する順番について、IOC(=国際オリンピック委員会)は、今後、大会を開催する国を注目させるため、それらの国を最後にまとめて入場させる方針を決めた。

オリンピックの開会式では、開催国の選手団が最後に入場するが、来年の東京オリンピックでは最後に入場する日本選手団の一つ前にフランス、さらにその一つ前はアメリカの選手団が入場する。

これは、2024年パリ大会の開催国のフランスと、2028年ロサンゼルス大会の開催国アメリカを注目させるためだという。

また、2016年のリオデジャネイロ大会から初めて参加した難民選手団は、最初に入場するオリンピック発祥の地・ギリシャの選手団に続き、2番目に入場するという。

なお、それ以外の国や地域が入場する順番について、大会組織委員会は「まだ決定はしていないが、IOCの規定に従えば、日本語のアイウエオ順をとるのが基本で、一番ありうる方向だ」としている。