×

野党、国会会期40日間延長を申し入れ

2019年12月5日 19:13

今の国会の会期末が9日に迫る中、野党は、首相主催の「桜を見る会」の問題をさらに審議する必要があるとして、会期の40日間延長を与党側に申し入れした。

与野党の国対委員長会談で、立憲民主党の安住国対委員長は、「桜を見る会」の問題についてさらなる審議が必要だとして、1月中旬までの40日間、国会の会期を延長するよう申し入れた。

これに対し、自民党の森山国対委員長は「あす返答する」と答えた。

ただ、自民党幹部は「会期延長するつもりはない」と断言していて、野党各党は会期延長が受け入れられなければ延長を求める動議を国会に提出する方針を確認した。

一方、「桜を見る会」に関する野党の追及本部は、安倍首相の昭恵夫人の友人らがこれまでに140人以上招待されていたとみられることを問題視し、安倍首相の事務所に対して公開質問状を提出した。質問状では「昭恵夫人の推薦は会を私物化するものとの批判にどう答えるか」などとただしていて、6日正午までに回答するよう求めている。