トランプ氏、NATO首脳会議で独仏を批判
NATO(=北大西洋条約機構)の首脳会議が3日、イギリスで始まった。こうした中、アメリカのトランプ大統領は、加盟国であるフランスやドイツなどに対する批判を展開している。
トランプ大統領は3日、フランスのマクロン大統領がNATOの運営をめぐり、アメリカとヨーロッパ諸国の間で不協和音が生じている現状を「脳死状態」と述べたことを批判した。
トランプ大統領「あの発言はNATO加盟国に対して極めて不愉快なものだった」
また、ドイツなどについても、NATOの防衛費に対する負担が少ないと批判し、対応しなければ、貿易面で関税引き上げなど対抗措置をとる可能性を示唆した。
NATO加盟国は4日、首脳が一同に会し、ロシアや中国の脅威など安全保障面の課題について協議するが、結束した姿を示せるのかが焦点。