南米・ペルーのフジモリ元大統領の長女で、不正献金疑惑で拘束されていた最大野党党首のケイコ氏が２９日、約１年ぶりに釈放された。

フジモリ元大統領の長女、最大野党党首のケイコ・フジモリ氏は、２０１１年の大統領選挙の際に、建設会社から不正に献金を受け取り、資金洗浄を行ったとして去年１０月に拘束された。

ケイコ氏はその後、約１年にわたり拘束されていたが、ロイター通信によると、裁判所が拘束命令を取り消し、２９日に釈放されたという。

一方で、捜査は今後も継続され、ケイコ氏は捜査に応じる姿勢を示しているという。

有力政治家のケイコ氏が釈放されたことで、２０２１年に予定される大統領選挙などに影響を与えそうだ。