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正恩氏 ロケット砲の発射視察し「大満足」

2019年11月29日 10:55

北朝鮮の国営メディアは、金正恩委員長が「超大型ロケット砲」の発射を視察し、「大満足の意を示した」と伝えた。

29日付の朝鮮労働党の機関紙・労働新聞は、金正恩委員長が「国防科学院が行った超大型ロケット砲の試射を参観した」と写真付きで報じた。日時は明らかにされていないが、28日夕方、東部の咸鏡南道から日本海に向けて2発発射された飛翔(ひしょう)体を指すとみられる。

労働新聞は「今回の連発試射を通じて、兵器システムの軍事技術的な優越性と信頼性が保証されることを実証した」と伝え、金委員長は「大満足の意を示した」としている。

金委員長自身がロケット砲などの発射に立ち会ったと報じられるのは9月以来のことで、日本と韓国がGSOMIAの失効をギリギリで回避した中で、日米韓の連携を試す狙いもありそうだ。