北朝鮮が弾道ミサイル2発を発射 狙いは?
北朝鮮は28日夕方、日本海に向けて弾道ミサイル2発を発射した。
防衛省などによると、北朝鮮は28日午後5時ごろ、東部の咸鏡南道から日本海に向けて弾道ミサイル2発を発射した。高度は約100キロで、380キロほど飛行したという。韓国軍は、超大型ロケット砲が30秒ほどの間隔で連射されたとみている。
北朝鮮は、非核化交渉の期限としている年末が近づく中、アメリカへの圧迫を強め、譲歩を引き出したい考えがあるとみられる。また、日本と韓国が軍事機密を共有するための協定(=GSOMIA)の失効をギリギリで回避した中で、日米韓の連携を試す狙いもありそうだ。