京都・南座 年の瀬告げる「まねき上げ」
京都の南座では、年の瀬を告げる「まねき上げ」が行われた。
京都の南座では、25日朝、出演する歌舞伎役者の名前などが書かれた46枚の「まねき」が掲げられた。
勘亭流と呼ばれる独特の書体で隙間なく書き込まれた「まねき」には、劇場が大入りになるようにとの願いが込められている。
関係者たちは「まねき」の下で清めの塩をまき、興行の無事と成功を祈った。
ことしの「吉例顔見世興行」は、南座の改装一周年を記念して、演目「金閣寺」が初めて上演されるほか、片岡仁左衛門の親子3代共演なども予定され、今月30日に初日を迎える。