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米ビーガン氏「交渉の窓まだ開かれている」

2019年11月21日 12:35

停滞する北朝鮮との非核化交渉をめぐり、アメリカのビーガン北朝鮮担当特別代表は20日、「交渉の窓はまだ開かれている」と述べ、協議の再開を呼びかけた。

北朝鮮担当 ビーガン特別代表「『交渉の窓は、まだ開かれている』というのが北朝鮮へのメッセージだ。彼らはこの機会を逃してはならない」

国務副長官に指名されたビーガン特別代表は20日、自身の承認公聴会で、北朝鮮に対し、協議を再開して非核化に向けた具体的な措置をとるよう呼びかけた。自身が副長官になれば「金正恩委員長から権限を与えられている崔善姫第1外務次官と交渉ができるようになる」とし、交渉の進展につながるとの期待感も示している。

また、ビーガン特別代表は、北朝鮮が「年末」としている交渉期限にアメリカ側はとらわれない、との認識を示した。

北朝鮮担当 ビーガン特別代表「我々には『年末まで』との期限はない。彼らが意図的に決めたものだ」

ただ、年末を過ぎれば北朝鮮が「挑発行為を再開する可能性がある」との懸念も表明している。