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紛争解決に尽力する 石兼氏、国連大使就任

2019年11月20日 5:17

新たに国連日本代表部のトップに就任した石兼・新国連大使が安全保障理事会の会合に臨み、国際社会の中で紛争の解決などに尽力する考えを示した。

石兼公博大使は19日、アメリカ・ニューヨークの国連本部で、グテーレス事務総長に信任状を手渡し、正式に就任した。

石兼大使はその後、安保理会合に出席し、国連の元難民高等弁務官で、先月に亡くなった緒方貞子さんが紛争後の和解に尽力したことに触れた上で、日本の姿勢を述べた。

石兼大使「日本は複数の国での和解プロセスを支援してきており、今後もそれを続ける」

今後、平和や開発支援の分野で主導的な役割を果たせるかや、ミサイル発射を繰り返す北朝鮮などへの対応について、日本の立場を国際社会の中でどう示していくかが注目される。