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「スエズ運河」開通から150年 エジプト

2019年11月18日 6:31

世界三大運河の一つ、エジプトのスエズ運河が17日、開通から150年を迎え、国内外のメディアに公開された。

スエズ運河は地中海と紅海を結ぶ全長およそ200キロの運河。運河を通れば、ヨーロッパとアジアをより短時間で行き来できるため、この日も巨大なタンカーなど多くの船が通過していた。スエズ運河を利用する船は去年1年間だけで1万8000隻以上にのぼり、その通航料はエジプト政府にとって大きな収入源となっている。

開通150年を受けて、エジプトのスエズ運河庁の長官は「開通以来、運河が果たしてきた役割を誇りに思う」と述べた。

今後、運河の利用をさらに増やすため、エジプト政府は周辺の開発も進める考え。