１１月５日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に値を上げ、年初来高値を更新した。

終値は先週末比４０１円２２銭高の２万３２５１円９９銭で、心理的節目とされる２万３０００円を上回り、およそ１年１か月ぶりの高値をつけた。

アメリカと中国の貿易協議に関し進展が期待され、前の日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価が過去最高値を更新した。この流れを受けて、東京市場でも幅広い銘柄で買い注文が入り、ほぼ全面高の展開となった。

外国為替市場で円相場が先週末に比べて円安ドル高に傾いたことも株価を押し上げる要因となった。

東証１部の売買代金は概算で３兆５５４億円。売買高は概算で１６億６０７６万株。