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ボーイング社、機体システムの誤作動認める

2019年10月30日 6:53

航空機大手ボーイングのトップは29日、2度の墜落事故後、初めて議会の公聴会に臨み、「私たちは過ちを犯した」と述べ、機体に搭載されたシステムの誤作動を認めた。

ボーイングの新型旅客機「737MAX」は、インドネシアとエチオピアで墜落し、合わせて346人が死亡した。

ボーイングのマレンバーグCEOは29日、事故後初めて議会上院の公聴会で証言した。

マレンバーグCEO「私たちは複数の過ちを犯した。2度の事故はいずれも制御システムの連続作動が一因と判明した」

マレンバーグCEOは制御システムの誤作動を認め、傍聴した遺族らの前で事故について謝罪した。

「737MAX」は、事故の後、世界中で運航が停止されていて、再開のメドはたっておらず、証言では、システムの改良やテストを繰り返していることや、規制当局の審査に全面的に協力する姿勢を強調した。