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英国、総選挙へ EU離脱“実現高まった”

2019年10月30日 5:30

イギリスで、EUからの離脱をめぐって総選挙が行われることになった。29日夜の深層NEWSに出演した4人の専門家は、この総選挙を経て、イギリスのEU離脱が実際に行われる確率が高まったとの見方を示した。

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辛坊アンカー「白井さん、何%離脱ですか?」

慶応大学・白井さゆり教授「今の案で60%」

辛坊アンカー「ということは40%、まだ離脱しない可能性がある?」

慶応大学・白井さゆり教授「国民が(EU)残留の方を選ぶ可能性もありますから」

キヤノングローバル戦略研究所・山下一仁研究主幹「離脱としては95%ぐらい。ただし合意ある離脱というのは、6割7割ぐらいかなと」

辛坊アンカー「ということは、いまだに合意なき離脱の可能性もあると?」

キヤノングローバル戦略研究所・山下一仁研究主幹「選挙で負けてしまえば、どうなるか分からない」

第一生命経済研究所・田中理主席エコノミスト「離脱が95%、合意ありが90%」

欧州三井物産・平石隆司ゼネラル・マネジャー「私は(EU離脱の確率は)7割程度あると思う。残りの3割は、英国は小選挙区制ですので、野党政権ができて(再度の)国民投票にいく可能性もある」

欧州三井物産の平石ゼネラル・マネジャーは、また、合意なき離脱となる可能性はきわめて低いとの見方を示した。