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想定外の浸水…ハザードマップ見直しが急務

2019年10月29日 17:35
想定外の浸水…ハザードマップ見直しが急務

先週末の記録的な大雨で大きな被害が出た千葉県で29日、行方不明となっていた男女とみられる遺体が見つかり、犠牲者は11人となった。想定外の雨量に見舞われた茂原市から「news every.」の鈴江奈々キャスターが伝える。

茂原市を流れる豊田川のすぐそばに、この地域の避難所である公民館がある。先週末の大雨で豊田川が氾濫し、付近の住民16人が公民館に避難していたが、避難所の1階も浸水し、急きょ市役所の2階へ避難したという。

茂原市内を流れる複数の河川が次々と氾濫し、ハザードマップの想定を超える地域で浸水した。市の担当者に取材をすると、ハザードマップなどの見直し作業をしている最中に今回の災害にあったということで、今後、被害を調査して、新たなハザードマップなどを作ると話していた。

そして、想定外が起きたのは茂原市だけはない。隣接する長柄町でもハザードマップの想定を超える浸水被害が起きていて、今後、被害想定の見直しを進めていくということだった。

今回、千葉県では記録的な大雨が降り、想定外のことが各地で起きた。国や自治体の想定の見直しが急がれる。

一方、住民からは今回の水害を経験して、今後は自宅の1階には大切なものを置かず、生活の中心を2階に変えるという声も聞かれた。一人一人の暮らし方、災害への向き合い方を改める時なのかもしれない。