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15の河川が氾濫、土砂崩れも相次ぐ 千葉

2019年10月26日 19:06
15の河川が氾濫、土砂崩れも相次ぐ 千葉

千葉県では25日の大雨で、これまでに9人が死亡、1人が行方不明となっている。

県や警察によると、千葉県内では100か所以上で土砂崩れが発生し、千葉市緑区誉田町では住宅2軒が巻き込まれ、60代と40代の女性の死亡が確認された。緑区板倉町でも土砂崩れによって住宅が巻き込まれ、60代の男性が死亡した。

また、千葉県内では少なくとも15の川が氾濫し、長柄町では、行方不明となっていた50代の男性が川の氾濫で車ごと流され、26日、死亡した状態で発見された。

茂原市では川の土手で男性1人が死亡した状態で見つかった他、「赤い自転車の女性が川に流された」という通報もあり、警察や消防が確認を急いでいる。千葉県内の大雨による死者は9人となり、1人が行方不明となっている。

豊田川が氾濫した茂原市では、多くの商店などが浸水し、従業員は後片付けに追われていた。

店主「(商品は)完全にだめですね。あれ、そのままなんですよ。中身は入ってるんですけど、水に浮いてひっくりかえってしまった。これ、倒したわけじゃない。倒れたんです」

千葉県内では350軒以上の住宅が浸水し、約400人が避難しているという。