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NYダウ 決算減収「スリーエム」大幅下げ

2019年10月25日 7:43

24日のニューヨーク株式市場は、引き続き主要企業の決算内容が材料視され、決算が市場予想を下回った「スリーエム」が大幅に売られたことなどで、ダウ平均株価は反落して取引を終えている。

24日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前日比28ドル42セント安の2万6805ドル53セントで取引を終えた。

一方、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は66.00ポイント上げて、8185.80で取引を終えている。主要企業の決算発表がピークを迎える中、この日の取引開始前に化学・事務用品大手の「スリーエム」が発表した決算は市場予想を下回り、減収となった。これを受け「スリーエム」は大幅に売られ、1銘柄でダウ平均を46ドルあまり押し下げた。

一方、決算が好調だった「ダウ」や「マイクロソフト」が買われたことで下げ幅は限られた。市場関係者は、「この日の取引終了後に発表した決算が市場予想を下回った『アマゾン・ドット・コム』が時間外取引で売られるなどしていて、明日も主要企業の決算内容が材料視されるだろう」と話している。