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有権者に秘書が香典か 菅原経産相に進退論

2019年10月24日 16:40
有権者に秘書が香典か 菅原経産相に進退論

公職選挙法が禁じている、自らの選挙区の有権者にメロンなどの金品を配った疑いが指摘されている、菅原経産相に政府与党内からも進退論が浮上している。

ここにきて新たに地元有権者に香典や花をおくっていたという疑惑も浮上し、政府与党内では、緊張感が高まってきている。メロンなどの金品を配っていたというのは10年以上前の行為だが、新たに浮上した疑惑は先週のこと。選挙区の有権者に葬儀の際、秘書が香典を渡すなど、公職選挙法に違反している疑いがあることがわかった。

菅官房長官「政府としては予断をもってお答えすることは差し控えたいと思います。菅原大臣自身が必要な説明をされるべき」

菅官房長官はこのように述べているが、菅原経産相は24日の衆議院本会議も欠席し、新たな疑惑についてはまだ説明していない。

こうした中、ある自民党関係者が「法的に厳しい。あとは本人がどう考えるかだ」と述べるなど政府与党内からも大臣の進退論が浮上している。

野党側は25日、国会で説明を求め、明確な説明がない場合はすべての委員会審議に応じず辞任を求めていく方針。