×

不明者捜索続く 米530トン廃棄へ 宮城

2019年10月18日 1:32
不明者捜索続く 米530トン廃棄へ 宮城

台風19号による河川の氾濫や土砂災害でこれまでに16人の死亡が確認された宮城県では、行方不明者の捜索が続いている。

17日、宮城県丸森町ではおよそ600人態勢で行方不明者の捜索が行われた。このうち大規模な土砂崩れが起きた子安地区の捜索は、重機が入れないため手作業で日没まで続けられたが行方不明者の発見には至らなかった。捜索は、18日も続けられる。

一方、吉田川の堤防が決壊した大郷町では倉庫内に積まれていた出荷前の新米220トンが泥水につかった。泥水につかったコメは水を吸って膨らみ薄茶色に変色していた。

吉田川の流域では、大郷町を含む1市3町でコメの倉庫が浸水しあわせて530トンのコメが廃棄せざるをえない状況だという。