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台風19号 宅配便など物流に影響続く

2019年10月13日 14:02

【台風19号 宅配便など物流への影響】日本郵便は12日、関東地方を中心に業務を休止していたが、13日は全域で宅配便や速達、書留の配達など業務を再開した。ただ、郵便局や道路が被害を受けている一部の地域では、配達などの業務を休止しているという。また、14日以降も配達の遅れが予想されるとしている。

佐川急便は12日、荷物の集荷と配達を中止していたのは19の都府県だったが、現時点で、東北の6県と長野県で中止が続いている。東海地方などそれ以外の地域では業務を再開したが、配達に1日以上の遅れが出るという。ただ、業務を再開した地域でも、停電や従業員の出勤状況により問い合わせなど対応できない場合があるとしている。

ヤマト運輸は12日、東北から関西地方の広い範囲で営業所の受け付け業務や集配を取りやめていたが、13日は、安全が確認された地域から順次、営業を再開するという。ただ、河川の氾濫などのため、長野県の長野市や千曲市、上田市など一部の地域向けの荷物について、引き受けを停止している。また、道路規制などの影響で、14日にかけて全国的に配達が遅れる可能性があるとしている。