１２日午後１０時２０分、東京都と神奈川県を流れる多摩川に河川氾濫発生情報が発表された。

※関東地方整備局、気象庁予報部の発表内容は以下のとおり。

【警戒レベル５相当情報［洪水］】多摩川では、氾濫が発生

「【警戒レベル５相当】多摩川では、世田谷区玉川地先（左岸）付近において氾濫が発生しました。　直ちに、市町村からの避難情報を確認するとともに、各自安全確保を図るなど、適切な防災行動をとって下さい。」

東京都と神奈川県を流れる多摩川の水位は１２日午後９時３０分現在、次のとおり。

調布橋で２．４１ｍ
（氾濫の危険がある水位超過）

石原で６．２１ｍ
（氾濫が発生）

田園調布（上）で１０．４８ｍ
（氾濫が発生）

東京都と神奈川県を流れる多摩川の水位は１３日午前０時０分頃には次のとおりと見込まれる。

調布橋で２．１０ｍ
（氾濫の危険がある水位超過）

田園調布（上）で１０．８０ｍ
（氾濫が発生）

１２日午後１０時１０分から１３日午前１時１０分までの東京都と神奈川県を流れる多摩川流域の流域平均雨量は１０ミリの見込み。

＊＊参考：水位（流量）危険度レベル＊＊

■レベル５　氾濫が発生
■レベル４　氾濫の危険がある水位（流量）超過
■レベル３　地元自治体が避難勧告を発表する判断水位（流量）超過
■レベル２　地元自治体が避難準備情報を発表する判断水位（流用）超過
■レベル１　水防団待機判断水位（流量）超過
■レベル０　水防団待機判断水位（流量）未満