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人工島帰属…大田区vs江東区の争いに決着

2019年10月3日 19:19
人工島帰属…大田区vs江東区の争いに決着

東京オリンピックの競技会場がある東京湾の人工島がどこの自治体に属するかをめぐる争いがようやく決着。

東京都のゴミ処分場や東京オリンピック・パラリンピックのボートなどの競技会場がある東京湾の「中央防波堤埋立地」。江東区と大田区がともに帰属を主張し、裁判に発展していた。

東京地裁は先月20日、埋め立て地の79.3パーセントは江東区に、20.7パーセントは大田区に属し、競技会場は江東区に属するという判決を言い渡した。

江東区はすでに判決を受け入れる意向を示していたが、大田区の松原区長も3日、オリンピックが来年に迫っていることなどを踏まえ、控訴しないと表明した。

40年以上続いてきた争いはこれで、ようやく決着することになった。