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北朝鮮「出方次第で危機早まる」米をけん制

2019年10月1日 7:52

北朝鮮の金星国連大使は9月30日、国連総会で演説し、非核化をめぐる米朝の実務者協議の再開を前に、アメリカの出方次第では、朝鮮半島の危機が早まるとけん制した。

金大使は演説で、「我々はアメリカと向き合う用意を明らかにしている」と述べ、米朝の非核化協議について、再開の用意があるとの認識を改めて示した。

ただ、金大使は「北朝鮮への敵視政策にしがみついている」とアメリカの態度を批判し、今後の出方次第では、朝鮮半島の危機が早まるとけん制した。

金大使「米朝交渉が機会の窓になるか、危機を早める契機になるかは、アメリカが決めることになる」

さらに、金大使は「平和の握手を演出しながら、我々を狙った、アメリカとの合同軍事演習などを強行している」と述べ、韓国も批判している。