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トランプ氏 ウクライナ大統領に“圧力”か

2019年9月21日 15:31

アメリカのトランプ大統領がウクライナの大統領に対し、自らの政敵に関する調査に協力するよう「圧力をかけていた」と20日、有力紙が報じた。大統領は完全否定している。

有力紙「ワシントン・ポスト」は前日に「トランプ大統領が外国首脳との電話会談で問題のある約束をした」との内部告発があったと報じている。さらに20日には、その首脳はウクライナのゼレンスキー大統領で、来年のアメリカ大統領選挙の野党・民主党の有力候補、バイデン前副大統領に関する調査に協力するよう、トランプ大統領が繰り返し「圧力をかけた」と報じた。

これに対し、トランプ大統領は「ばかげている」と完全否定している。

トランプ大統領「ばかげた話だ。私が首脳らと交わす会話は常に適切だ」

一方、大統領は「私が何を話したかにかかわらず、誰かがバイデン氏を調べるべきだ」と主張している。