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停電8日目 屋根の修繕などで転落相次ぐ

2019年9月16日 6:33
停電8日目 屋根の修繕などで転落相次ぐ

台風15号の影響による千葉県内の大規模停電から8日目。停電に加え、多くの人が自宅を修復する見通しが立たず、不安と疲れの色が目立っている。

電気の復旧作業のため全国各地から千葉県に応援に駆けつけた電力会社などの作業員らは、東電とあわせておよそ1万6000人で作業を進めている。しかし、一部で倒木の撤去作業などに時間がかかっているため、およそ9万900軒で停電が続いている。

また、台風による被害が大きかった鋸南町では15日、多くの住宅で屋根にブルーシートを張るなど雨への備えがとられていた。

千葉県内の消防に取材したところ、破損した屋根の修繕やブルーシートを覆う作業などで転落して救急搬送されたケースが少なくとも15の市と町であわせて30件以上報告されているという。