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上野前政務官“違法な口利き”疑惑を否定

2019年9月11日 14:18
上野前政務官“違法な口利き”疑惑を否定

外国人労働者の在留資格申請をめぐり、法務省にあっせんしていたとされる問題で、厚生労働大臣政務官を辞任した自民党の上野宏史議員が、11日、騒動後初めて公の場に姿を現し、疑惑を否定した。

自民党・上野宏史議員「違法なあっせん口利きをしたり、お金を受け取ったりした事実はない」

上野前厚労政務官は、疑惑を否定した上で、「今後もしっかりつとめたい」と述べ、離党や議員辞職の考えはないと話した。

【日本テレビが入手した音声】
上野議員「党費にあててよ。党費にあてるんで、僕がやってるんだから、遊びでやってんじゃないんだ」
秘書(当時)「これ、あっせん利得になっちゃいますよ代議士」

また、上野氏と元秘書とのやりとりとされる音声については、自分の音声だと認めた上で、「党費にあてる」というのは、「将来的に党費のお願いはあり得るという趣旨で、事務所の中で例として話したもの」と説明し、実際には依頼していないと釈明しした。

また「秘書に厳しく指導したのは事実だが、職務上の指導であり、パワハラの認識は持っていない」と述べ、秘書への暴力や暴言を否定した。