北朝鮮を訪れている中国の王毅外相が２日、平壌で李容浩外相と会談した。会談で双方は香港の問題についても協議し、連携をアピールした。

中国外務省によると、会談で王毅外相は、混乱が続く香港の問題をめぐる現状と中国政府の対応などを説明。これに対し李外相は、「一国二制度を維持し国家主権と領土を守る中国政府の立場を支持する」と表明した上で、「外国勢力は介入すべきではない」と述べ足並みをあわせた。

非核化問題をめぐっても協議したとしているが、詳細は明らかになっていない。

中国としては、北朝鮮との連携を示すことで非核化問題での北朝鮮への影響力をアメリカに示したい狙いもあるとみられる。