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唯一残る「屋上遊園地」 51年の歴史に幕

2019年9月1日 22:09
唯一残る「屋上遊園地」 51年の歴史に幕

埼玉県川越市の百貨店にある、全国で唯一残る大型の「屋上遊園地」が、1日、51年の歴史に幕を下ろした。

わんぱくランド・福島裕マネジャー「本日をもちまして閉園をさせていただきます。みなさま本当にありがとうございました」

1日に閉園したのは、川越市にある丸広百貨店屋上の「わんぱくランド」。運営会社によると、1968年に開園した「わんぱくランド」は、全国で唯一残る大型の「屋上遊園地」だったという。

1日は、小型観覧車などに落書きをするイベントなども行われ、約9000人が来場し、別れを惜しんだ。

来場客「ありがとうという気持ちで、(観覧車で)一周まわりました」

来場客「いろいろ思い出があってね。さみしいよな、なくなっちゃって。さみしいです、本当に」

百貨店は閉園の理由について、「建物の耐震化工事に伴うスペースの確保のため」と説明している。