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菅氏「次元異なる問題」予定通り韓国除外へ

2019年8月27日 13:24

日本政府が輸出手続きの優遇国から28日に韓国を除外するのを前に、韓国の李洛淵首相は27日、日本が一連の措置を撤回すれば、軍事機密を共有するための協定(=GSOMIA)の破棄の決定を見直す考えがあると、重ねて強調した。

この李首相の発言を受けて菅官房長官は、会見で、GSOMIAの破棄決定と日本による輸出管理の強化は「まったく次元の異なる問題である」と改めて主張した。

その上で、28日、いわゆる「ホワイト国」から韓国を除外することについては「あくまで韓国の輸出管理制度や運用に不十分な点があることなどをふまえた見直しだ」と述べ、予定通り実施する考えを重ねて示した。