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29年ぶり広島県に台風上陸 男性1人死亡

2019年8月16日 5:39
29年ぶり広島県に台風上陸 男性1人死亡

29年ぶりに台風が上陸した広島県では、男性1人が死亡するなど大きな被害が出た。

台風10号は、15日午後に呉市付近に上陸した。広島県内への上陸は1990年の台風14号以来となる。

尾道市では、船の係留作業中に82歳の男性が海に転落し、その後、死亡した。

また、安芸高田市では、40代の男性が屋外の看板を直していたところ、風にあおられ右手首を骨折した。

一方、去年の西日本豪雨で大きな被害が出た被災地では、避難所に多くの住民が身を寄せた。

交通機関にも影響が出て、山陽新幹線やバス、路面電車など、ほとんどが運転を見合わせたが、多くの機関で16日の運転再開が決まっている。