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米・銃乱射相次ぎ29人死亡 大統領が非難

2019年8月5日 12:40

アメリカで週末、銃の乱射事件が相次ぎ、あわせて29人が死亡した。トランプ大統領は「アメリカには憎悪の居場所はない」と厳しく非難している。

テキサス州エルパソでは3日、大型スーパー「ウォルマート」や店の周辺で銃が乱射され、20人が死亡、26人がけがをした。

事件をめぐっては、背景にヒスパニック系移民に対する憎悪犯罪、いわゆるヘイトクライムの可能性も浮上している。

また、アメリカ中西部のオハイオ州でも4日未明に銃の乱射事件があり、9人が死亡、27人がけがをした。

トランプ大統領は4日、相次ぐ犯行を厳しく非難した。

アメリカ・トランプ大統領「アメリカには憎悪の居場所はない」

大統領は5日に正式な声明を発表する予定だが、野党・民主党などからは、大統領の人種差別的な発言が憎悪を助長したとの批判が出ている。