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NYダウ 米中貿易協議“難航”で小幅反落

2019年7月31日 7:26

30日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、アメリカと中国の貿易協議が難航するとの警戒感が広がり、小幅に反落して取引を終えている。

30日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前日比23ドル33セント安の2万7198ドル02セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も19.72ポイント下げて、8273.61で取引を終えている。

アメリカと中国の閣僚級による貿易協議が中国の上海で再開したが、トランプ大統領が30日朝にツイッターで「中国はアメリカの農産品を今ごろ買い始めるはずだったが、その兆しがない」と指摘。さらに「彼らは約束を果たさない」と強い不満を示した。これを受けて、市場には米中貿易協議が難航するとの警戒感が広がり、朝方は売りが先行する展開となった。ダウ平均の下げ幅は一時150ドルを超える場面もあった。

一方、朝方に発表した決算が市場予想を上回った日用品大手のP&G(=プロクター・アンド・ギャンブル)が大幅に買われたほか、いい材料があった航空機大手・ボーイングも買われ、相場を下支えした。ダウ平均は3営業日ぶりに反落して取引を終えている。

市場関係者は「明日はFRB(=連邦準備制度理事会)のパウエル議長の会見がある。議長が今後のアメリカの金融政策についてどのように語るか次第で株価は大きく左右される可能性がある」と話している。