アメリカのトランプ大統領が野党・民主党の白人ではない女性議員を念頭に置いた攻撃をエスカレートさせている。議会・下院は１６日、大統領を非難する決議を採択する予定。

トランプ大統領は１６日も、自分に批判的な民主党の非白人の女性議員４人を念頭に、イスラエルやアメリカに対して「ひどい発言をしている」と主張。改めて「アメリカを去っていい」と主張した。

トランプ大統領「女性議員はアメリカを憎むべきではない。去ってもよいし、残ってもよいが、アメリカを愛するべきだ」

民主党が多数派の議会・下院では１６日、大統領を非難する決議を採択する予定だが、大統領はツイッターで「私は人種差別主義者ではない！」と主張。共和党議員に対して「民主党のワナにはまってはいけない」と訴えている。