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氷川きよし、20周年は「あっという間」

2019年7月12日 22:36
氷川きよし、20周年は「あっという間」

歌手の氷川きよし(41)が12日、東京・日本武道館でデビュー20周年記念コンサートを開催した。

11日から3公演を行い、のべ2万4000人のファンが集結。氷川はデビュー曲「箱根八里の半次郎」など43曲を熱唱し、「みなさんのおかげでデビュー20周年。ありがとうございます。これも自分ひとりの力ではなく、全国のファンの皆さん、スタッフの皆さんが支えていただいて、きょうの日を迎えることができました」と感謝の言葉を述べた。

取材に対応した氷川は20年間を「日々勉強であっという間でした。本当に恵まれた環境でやらせていただいた」としみじみと振り返った。特に印象的な出来事を聞かれると、「1回、仕事で穴をあけたんです。デビューしてすぐに忙しすぎて(体調を崩した)。こういう失敗を繰り返したくないって思いました」と氷川。今後については「自分らしく輝くこと、皆さんに喜んでいただくことが1番大切だなって確信しています。これからも氷川きよしらしく誰と比べることもなく」と決意を語った。

コンサートでは、ブランコやクレーンなど高所でのパフォーマンスでファンを魅了した。氷川は「リハーサルの時は怖いんですよ。『止めて!』って言うんです。もともと高所恐怖症でバンジージャンプをする人の気が知れない高いところはダメなんですよ。でも本番になるとスイッチが入って変わるんです。『全然、怖くないです』みたいな」と話した。