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トランプ大統領“英国大使は好きではない”

2019年7月8日 12:56

イギリスの現職の駐米大使がトランプ大統領を「無能」などと酷評する内容の報告を本国に送っていたと、イギリスメディアが伝えた。

メール・オン・サンデー紙によると、イギリスのダロック駐米大使は、外交公電などを通じて、トランプ大統領は「無能」で「不安定」などと酷評したという。

さらに、大使は、ホワイトハウス内では権力闘争が繰り広げられていて「他に類を見ないほど機能不全に陥っている」、政権は「不名誉な形で終わる可能性がある」などと厳しい評価を下したという。

BBCなどによると、イギリス外務省は記事の内容を否定しておらず、ハント外相も、この報告は「個人的な見方」で「イギリス政府の見解ではない」と釈明したという。

一方、トランプ大統領は7日、これに対して不快感を示した。

アメリカ・トランプ大統領「大使はあまりイギリスの役に立っていない。我々はその男があまり好きではない」

その上で大統領は、「私は気にしていない」とも語っている。