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NYダウG20控え様子見ムード小幅に続落

2019年6月27日 7:25

26日のアメリカ・ニューヨーク株式市場はG20大阪サミットを目前に控え様子見ムードが広がり、ダウ平均株価は、小幅に続落して取引を終えている。

26日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は前日比11ドル40セント安の2万6536ドル82セントで取引を終えた。一方、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は25.25ポイント上げて7909.97で取引を終えている。

この日は、アメリカのムニューシン財務長官がアメリカと中国の貿易協議が90%程度完了しているとの見方を示したと伝えられ取引開始直後は買いが先行した。その後は相場を左右するような目立った材料はなく、G20大阪サミットを目前に控えて、目先の利益を確定させるための売りが出たほか、様子見ムードも広がり、ダウ平均株価は小幅に続落して取引を終えた。

市場関係者は、「G20以外には、相場を大きく動かすような材料は特に見当たらず、今週末に予定されている米中首脳会談の行方に注目する日々が続く」と話している。